■6月10日(水) 快晴 ★☆ 室根山(895m)登山 ♨ 一関市/室根町
往路:累積登下行標高差(↗約513m+↘約0m)/1時13分 復路:累積下登行標高差(↘約513m+↗約0m)/約50分.
イ.参加者数:52名(男性r37名+女性15名). ロ.参加費:正席3,480円. 補助席1.680円
+入浴代:320円
ニ.山行記
バスは東北道を北上、今日の室根町方面は9時からは晴れの予報であるが、一抹の不安がよぎる。
前回の高柴山のこともあり、ツツジの開花は今年は例年より異常に早くすでに終わったとのことであった。
車中で参加者にその旨を知らせたところ、あまり落胆した」様子もなく安堵する。
駐車場の案内板の脇から山に入る。。
田植えの時季になると村民は集い、山上の室根神社から御神体と神輿を担ぎ下ろし、田植え踊りを奉納すると云う。
また閏年の翌年の10月には3日間にわたり、室根神社例大祭が行われ、初日の午前2時、近郷の氏子千人余りが提灯を捧げ 御神体と神輿を担ぎ、里に下り火祭が繰りひろげられると云う。田植の壇は重要な休憩場所である。
参道を曲がりくねりながら登るともう直ぐ8合目の室根神社だ。
本宮については先に記したので省略するが、新宮は680年前(正和2年)陸奥の守護職、葛西清信が鎮守として勧進した。坂上坂 上田村麻呂、源義経が参詣したと云われている。
古い古い信仰の神社で、大切に保存に心尽くしたのである。村人の信仰が偲ばれる。
参拝後、神社の右横、」杉林からブナやミズナラの混じった林を急登すると舗装道路に出る。視界が一気に開け、山頂が
眼の前に現れる。
山頂は野芝が覆われた広い広場だ、」山頂よぎる風が火照った体に心地よい。
展望は360度、空はどこまでも青く、眼下に室根高原に広がる牧場の緑が美しい。
南方に気仙沼湾、大島、唐桑半島を挟み広田湾が見渡せ、碧い太平洋がキラキラ光っている
。目を上げると北から東へ早池峰山や五葉山、氷上山、の山並み、南に徳仙丈山、大森山、矢越山大森山の山々、西に目を転 ずれば、奥羽の山並みの彼方に残雪を擁して輝く焼石連峰が春霞の雲上に微かに浮ぶ姿は清々しく美しい。
独立峰の展望と雰囲気を堪能し、風を避けツツジの灌木の陰で昼食をとる。気分すこぶる良し。
下山は往路を下り、途中室根高原にある大東ふるさと分校に寄り、疲れた体を癒やし帰路につく。
登山開始 | |
いきなり急登を登る | |
途中体調不良の人がクルマに アシストしてもらい頂上に |
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室根山神社 | |
山頂からの眺め(五葉山方向) | |
ここで昼にしよう |
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山頂から周囲を見渡す | |
室根町が見える | |
温泉からみた室根山 |