[東北百名山]

■4月16日(木) 晴れ              ★☆   二ツ箭山(709m)登山             ♨    いわき市


     三森山山崩れのため登山不可により、急遽二ツ箭山に変更、予定の15日は曇り/雨のため1日繰り下げ登行。
             
                          往路:累積登下行標高差(↗約m484+↘約10m)/約2時間30分     
                          復路:累積下登行標高差(↘539m+↗約105m)/約1時間55分.

         イ.参加者数:48名(男性34名+女性14名).          ロ.参加費:3,700円.

ニ.山行記                              
  出発前、昨日の仙台は午后3時ころから豪雷雨があった。二ツ箭山の尾根道は岩場、クサリ場あり、道が濡れていると
   安全上危険なので、月山新道を往復した方が良いのではないかとの意見があった。

    登山口駐車場に着いた時は青空が垣間見られたので、予定通り尾根コース進むことにする。
 左手の鎖場を登り、滝を眺め、沢沿いの気分の良い道から、岩場の連続する登りへと続く。
       やがて〆張場の十字路に着く。ここで一服。一枚岩の斜面を越え、胸突き八丁の急坂に汗を絞られる。 
   ぼつぼつとアカヤシオの花が現れると男体山、女体山直下の鎖場に着く。ここからは垂直に近い岩場を鎖を頼りに登る所だ。
  見上げると、真っ青の空、白い岩壁を擁して屹立する岩峰、緑の老松、芽吹きはじめた若緑のブナ、その中に鮮やかに
   紅色のアカヤシオの花々が咲いている。青、白、緑、赤のコントラストが実に美しい。風景を楽しみながら渋滞を待つ。
      一気に鎖を使い、男体山と女体山の間の基部に着く。展望は同じの男体山を省略し、女体山へ向かう。

    たどり着いた山頂からは、西から北へ、矢大臣山や鬼ケ城山、屹兎屋山、三森山などの阿武隈山地の山々が指呼に、遥かに    大滝根山、蓬田山が春霞に浮かんで見えた。
     南に転ずると、緑の田園の向こうに平市の街並み、湾曲した海岸線、太平洋が眼下に見渡し、頂稜一帯にはアカシオの花が
    咲いている。展望抜群の眺望を楽しみ、弁当を開き疲れをとる。
         今日の山は、天候に恵まれ、沢あり、尾根あり、岩場あり、鎖場、花あり、そして眺望ありと、変化に富んだコースであった。         東北百名山に値する山である

クサリ場を登る女性陣!
女体山の山頂で・・・
女体山での昼食
アカヤシオが美しい
二箭山全景、左:男体山
右:女体山
無事下山
二箭山最大の難所:30mのクサリ場


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